Linux ベースの PC用 OS 、『LindowsOS 』の日本国内における独占販売権を取得

1．概要

当社は、米国 Lindows.com社との間で、日本国内における『LindowsOS』の独占的な販売に関する契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
エッジは、今後『LindowsOS』及び対応アプリケーションソフトウェアの日本語化を進めると共に、ハードメーカーやソフトウェアメーカー各社とパートナーシップを組み、今夏までに販売開始する予定であります。

2．当社の戦略

■当社戦略上の位置付け

当社においては、これまでに電子メールソフト「Eudora」の取扱開始やプロジーグループ株式会社の買収によってソフトウェア事業を強化してまいりました。
このたびの「LindowsOS」の日本国内における独占販売権を取得におきましては、これまでのソフトウェア事業におけるラインナップを強化する目的があります。

また、同OSが米国においては、ユーザーがソフトを購入後に一定料金を支払うことによってウェブを通じて数多くのアプリケーションをダウンロードし、利用が可能である「Click-N-Run Warehouse」というビジネスモデルを構築し、安定的な収益基盤を確立しております。
当社においても、同OSの販売のみならず、ウェブを通じた同OSで利用可能なアプリケーションの提供を有償にて行っていく予定であります。

なお、大量のユーザーが多数のソフトウェアを同時にダウンロードするには、安定的なネットワークシステムの運用が不可欠となりますが、当社ではこれまでにデータセンター「データホテル」を通じて、大規模なネットワーク運用に関するノウハウを蓄積していることからこのようなビジネスが容易に展開することが可能となっております。
今後もネットワークゲームなどを通じて、ソフトウェアとネットワークを融合したビジネスを積極的に展開してまいります。

■現段階での日本国内における『LindowsOS』販売活動状況

・日本アイ・ビー・エム株式会社が開催する
　「IBM SoftWare World 2003」に出展（5月27日開催）

・循環社会推進機構（NPO法人）の
　公立小中学校向けリサイクルパソコンにLindowsを搭載

・エム・シー・ジェイ株式会社よりLindows搭載パソコンを発売

・ぷらっとホーム株式会社にてLindows搭載パソコンを発売

・エコ環境、社会福祉分野では(株)エヌピーシーシステムドットコムがリサイクル
　市場にてLindows搭載PCを発売。また、政府が推進するe-Japan構想に関連したプロ
　ジェクトやベンチャー支援分野でもLindowsを推進

今後もLindowsOSの普及を推進すべく、広くパートナー企業を募ってまいります。

■今後の展開について

現在OS市場において独占販売状態であるマイクロソフト社に対して、ユーザーへ選択
肢を与えるべく法人や公共団体へ代理店を通した販売を展開します。また、個人向け
には全国の量販店にて販売を予定しています。


3．『LindowsOS』について

『LindowsOS』は、堅牢かつ軽量なオペレーティングシステムとして定評のあるLinux
をベースとして、米国 Lindows.com社が開発したオペレーティングシステムです。

■『LindowsOS』の特徴

▼「Click-N-Run Warehouse」
・一定の料金で、あらゆる種類のアプリケーションソフトウェアが一年間に渡り無制
　限にインストール及び利用が可能

・数回のマウスクリックだけでほとんどのアプリケーションソフトウェアのダウンロ
　ードとインストールが可能

▼増えつづける対応アプリケーションソフトウェア
・独自の Click-N-Runテクノロジーにより、アプリケーションソフトウェアの配信
　を完全デジタル化、開発者のソフトウェア公開、流通の手間とコストを大幅に削減

・定番オフィスアプリケーションから、インターネット、マルチメディア、ゲーム、
　開発ツールにいたるまで、膨大な数のアプリケーションソフトウェアが利用可能

▼低価格でありながら高度な安定性
・Linux譲りの軽快で堅牢なシステムコア

・高度な安定性によりPCのダウンタイムを大幅に短縮、部内サポートコストも削減

・従来のオペレーティングシステムのユーザーにも分かりやすい、マウス、キーボー
　ド、ウィンドウなどを用いる直感的で分かりやすいユーザーインターフェイス

▼安心の互換性
・高度なハードウェア互換性

・既存のオペレーティングシステム上で作成された、多種多様なファイル形式をその
　まま使用可能

▼分かりやすいライセンス体系
・家庭向けライセンスには『ファミリーライセンス』を採用、
　家庭内全てのPCで使用可能

・企業、官公庁、団体等向けに、大規模導入をサポートするプログラムの提供を予定

・ハードウェアメーカー向けには、OEM版を定額で提供、インストール台数制限、
　販売ライセンス数など、ノルマは一切なし

■『LindowsOS』動作環境、製品内容、価格、発売時期等

対応 PC： PC/AT互換機（Macintosh では動作いたしません）その他の詳細情報は、今後弊社Webサイトにて公開の予定です。
URL：http://edge.jp/lindows/

■ Lindows.com 社について

Lindows.com は、コンピューター ユーザーに選択肢を提供する企業です。
Lindows.com は、MP3.com 社の創業者であり、同社の前CEOであるMichael Robertson氏によって創業されました。


■本件に関するお問い合せ先

エッジ株式会社
IR担当：熊谷、丸山
E-Mail：mp@edge.jp
電話番号：03-5766-7211

■エッジ株式会社会社概要

http://edge.jp/
主な事業所：東京都渋谷区渋谷3-3-5 モリモビル4F
電話番号：03-5766-7211
設立：1997年8月（創立1996年4月）
資本金：2,223百万円
社員数：272名（2003年4月末日現在）
代表者：代表取締役社長兼最高経営責任者 堀江 貴文
事業内容：コンピューターネットワークに関するコンサルティング
　　　　　　コンピューターネットワークの管理
　　　　　　コンピュータープログラムの開発・販売
　　　　　　ネットワークコンテンツの編集・デザイン

インセンティブプラン連動型従業員持株会設立に関するお知らせ

この度、当社では国内初のインセンティブプラン連動型従業員持株会を設立いたしましたのでお知らせいたします。

■概要

当社では、従業員の福利厚生の充実を図るために、従業員持株会を設立いたしました。
また、この従業員持株会の設立と併せて、ストックオプションの付与基準の一部として従業員持株会での買付株式数を連動させることを決定いたしました。

従業員持株会への買付株式数とストックオプションとの連動に関する考え方国内企業においては、「優秀な人材の確保」「従業員のモチベーション向上による業績向上」を目的として多くの企業でストックオプション制度が導入されております。
しかし、近年の株式市場の低迷等によってその効果は期待できていないほか、ストックオプションの付与による従業員のモチベーション向上についてはその効果は株式等に関心の高い一部の従業員に限定されておりました。

また、付与を行う企業側としては、モチベーション向上に繋がる従業員に対してより効果的なストックオプション付与を行って業績向上につなげたいと考えておりますが、付与以前にモチベーション向上するかどうかを判断することは実質的には不可能でありました。
そのため多くの企業においては、役職や社内の序列に応じて付与数が決定されております。

そこで当社では、株式等に関心の高い従業員に対してストックオプションを多く付与することが、より効果的なストックオプションの付与方法であり、従業員持株会における買付株数を各従業員の株式等に関する指標として捉えストックオプションの付与基準の一部として採用することを決定いたしました。

これによって、従業員についても株価を意識して業務を行うことが期待でき、ひいては当社の業績向上に繋がることを見込んでおります。

■本件に関するお問い合せ先

エッジ株式会社
IR担当：熊谷、丸山
E-Mail：mp@edge.jp
電話番号：03-5766-7211

■エッジ株式会社会社概要

http://edge.jp/
主な事業所：東京都渋谷区渋谷3-3-5 モリモビル4F
電話番号：03-5766-7211
設立：1997年8月（創立1996年4月）
資本金：2,223百万円
社員数：272名（2003年4月末日現在）
代表者：代表取締役社長兼最高経営責任者 堀江 貴文
事業内容：コンピューターネットワークに関するコンサルティング
　　　　　　コンピューターネットワークの管理
　　　　　　コンピュータープログラムの開発・販売
　　　　　　ネットワークコンテンツの編集・デザイン