ライブドアの株価の推移の備忘録|ぃヴぇどおr年代記
2000年04月の
ライブドア(オンザエッジ/EDGE)のニュース
オン・ザ・エッヂインターネットに特化した投資銀行
株式会社キャピタリスタ設立(2000/4/11)

■本文
インターネット関連のシステム開発・運用・デザイン会社の
株式会社オン・ザ・エッヂ(東京・渋谷区 堀江貴文代表取締
役:証券コード4753)は、100%出資にて子会社(株式会社キ
ャピタリスタ)を設立し投資銀行業務・公開支援業務に参入
します。
オン・ザ・エッヂの公開では、公開に関する知識に乏しかっ
たことにより、不要な支出が数多くあり、これから公開する
会社に、それと同じ失敗を繰り返させないためにも、早急に
立ち上げる必要があると認識し、当該事業への参入を決意し
ました。
新会社は、オン・ザ・エッヂで上場準備に携わったメンバー
5名を中心に構成され、株式公開を目指すベンチャー企業及
び既存の事業会社でこれからインターネットに参入する企業
のニーズに対応します。
また、同社は保有するインターネット技術を、その子会社を
通じて他社に提供し、様々なインターネット・サービス事業
でのパートナー作りを模索します。


1.株式会社キャピタリスタの事業概要

昨今の公開市場の基準改正により、創業間もないベンチャー
企業が株式を公開することが可能となり、インターネット関
連の企業を中心とした新規公開ラッシュで資本市場は活性化
の局面を迎えております。
公開を目指すベンチャー企業にとっては、事業戦略を良く理
解した戦略パートナーの存在が益々重要になり、投資家にと
っては、投資先選定にあたって、インターネット業界に精通
した投資銀行のアドバイスが、欠かせなくなったと言えます。

株式会社キャピタリスタは、ベンチャー企業及び投資家のニ
ーズに応えるため、インターネットに特化した投資銀行を目
指して設立されました。
当面は、プライベート・エクイティ・ファイナンス分野に特
化し、将来有望なベンチャー企業への投資、インキュベート、
事業支援を行います。


2.プライベート・エクイティ業務について

公開を目指すベンチャー企業への投資は、リスクが大きいた
め、投資先企業の事業評価や技術評価ができる「専門家」の
関与が必要です。また、投資者は、投資を行うだけでなく、
必要なサポートを提供するパートナーであることが要求され
ます。
株式会社キャピタリスタでは、株式会社オン・ザ・エッヂ代
表取締役堀江貴文はじめインターネット事業の実務に精通し
た人物を顧問に招聘し、既存の投資銀行、ベンチャーキャピ
タルが苦手としている事業評価、技術評価を実現します。
また投資実行後、株式公開に至るまでの間、事業支援は勿論
のこと、社内体制の整備に関して、必要な助力を行うことで
投資先企業の株式公開をサポートします。
投資資金は、中小企業等投資事業有限責任組合法の規定に基
づいて組成される投資事業組合を通じて調達します。4月下旬
に第1号投資事業組合の組成を予定しています。


3.将来構想

将来的には、プライベート・エクイティ業務により、発掘した
有望ベンチャー企業の株式公開に際しては、その株式の引受及
び販売をすることを計画しています。また、インターネットを
通じたブローカー業務への参入も検討しており、ベンチャー企
業の誕生から株式公開後まで一貫してサポートできる投資銀行
を目指します。


4.会社概要

商号
株式会社キャピタリスタ

本社所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目10番6号 山田青山ビル3階

設立年月日
平成12年4月12日

資本金
4億円

決算期
9月30日

株主構成
株式会社オン・ザ・エッヂ(100%)

役員構成
取締役会長      堀江 貴文
代表取締役      野口 英昭
常務取締役      山田 司朗
取締役          中村 長也
取締役          丹澤 みゆき
取締役          宮内 亮治
監査役          角家 弘志
監査役          大橋 恵子
監査役          浦川 譲


■本件に関するお問い合わせ先
株式会社キャピタリスタ
野口(のぐち)、山田(やまだ)
電話:03-5766-7211(株)オン・ザ・エッヂ内
mail:hide-n@edge.co.jp syamada@edge.co.jp
 


■株式会社オン・ザ・エッヂ会社概要
http://www.edge.co.jp/
本社所在地:東京都渋谷区渋谷3-3-5 モリモビル4F
電話番号:03-5766-7211
設立:1997年7月(創立1996年4月)
資本金:2,087,500,000円
代表者:代表取締役社長 堀江 貴文
社員数:48名
事業内容:コンピューターネットワークに関するコンサルティング
          コンピューターネットワークの管理
          コンピュータープログラムの開発・販売
          ネットワークコンテンツの編集・デザイン
株式会社キャピタリスタ設立について(2000/4/13)

株式会社オン・ザ・エッヂ
代表取締役 堀江 貴文

1.設立の趣旨について

弊社の上場は、主幹事証券が決定した時期も非常に遅く、また上場までの期間が
非常に短かったため、一連の上場作業に関して全力疾走に近い状況で作業を行っ
てまいりました。そのような状況下ではありましたが、無事上場にこぎつけ、一
般的に考えますと成功したといえます。しかしながら昨年のスタートから上場日
までを振り返ると、ポイントとなる事象がいくつか上げられ、それらについては
成功した部分もあれば失敗した部分もあり、中には実は大失敗であった部分もご
ざいます。

この失敗や大失敗による経済的損失は、本来知っていれば避けられたものであり、
それがなければもっと利益を上げられたと思います。また些細な作業であっても、
それを知らなかったために多大な時間を費やすなど、知っていればそのような支
出の伴わない損失も、未然に防げたと思います。

 現在これらをコンサルティングする企業もありますが、その金額があまりにも
高く、ベンチャー企業が負担できる金額でないのが通常です。また、第三者割当
てなどで資金調達し、コンサルティング費用に当てることも考えられますが、基
本的にはそれに当てるための第三者割当てを想定しておらず、それは非常に重く
のしかかるものです。これらの失敗は、今後弊社の後から出てくる新興企業もま
ったく同じことを繰り返す可能性があり、それを未然に防ぐためにも、経験者が
それにあたらなければ、業界の発展をも阻害するという判断から、設立に至りま
した。

また将来的にネットを通した証券・銀行業務は市場的に大きくなると思わ
れ、Web手数料事業の一環として手がける事業としては非常に将来性があるもの
だと思います。既に¥楽でモバイル決済業務に進出しておりますが、本格的に
ネットを通したファイナンシャル業務への進出を考えており、これが第1弾です。


2.別会社にした理由

別会社にした理由は、相手先企業のかなり深い部分へ入りますので、当然そこ
では相手先企業の秘密の部分や、外へは洩らしてはいけない部分を目にするはず
です。そうなりますとエッヂ本体でこの事業を行うとエッヂでの責任を優先して
しまい、相手先企業に対して守秘義務の履行が危ぶまれる可能性が高いと判断し、
別会社としました。

ネットの事が分かるベンチャーキャピタル、アナリストの必要性については他
のベンチャーキャピタルさんも切実な問題のはずです。そういった部分の手助け
をできるのは私どもしかいないと思います。単なる金儲けの道具に使われかねな
いネットベンチャー企業をサポートしていきたいというのが我々の願いです。

3.ベンチャーキャピタリストの経験者

ベンチャーキャピタル経験者は1名です。その他は、証券業に従事していた者が
2名、税理士資格を持つ者が2名おり一人は監査法人の経験者です。常勤監査役に
は弁護士資格を持つ者を選任し、リーガル面のサポートをします。他に、5月以
降、公認会計士1名、ベンチャーキャピタル経験者1名の採用が内定しています。

4.投資の際の尺度

いわゆる一般的なベンチャーキャピタルの審査+ネット企業の将来性の見立てです。

5.投資資金

50億円程度を1号ファンドで集める計画です。

6.投資資金の回収計画

基本的には上場・公開する企業への最終ファイナンスに投資します。回収は上
場・公開による市場での売却です。最終と申しても最近は最初と最終が同時であ
ることが多いため、そのあたりは流動的です。
なおコンサルフィーは基本的には、無償です。キャピタルゲインでそれに変えます。
 
7.他のベンチャーキャピタルとの差別化点

大きな差別化点はオン・ザ・エッヂが持っているネット関連サービスの開発能
力、それとネット関連の知識・経験+金融・証券等の知識・経験を同時に提供で
きる点にあります。弊社はネット関連の知識・経験を活かして他社に比べるとよ
り魅力的な提案ができると自負しております。

8.キャピタリスタのメンバー

キャピタリスタは、弊社のIPOに関わった者のみで構成され、オン・ザ・エッヂの
取締役が投資先のアドバイスをする立場にあります。従いまして弊社の1番重要
な経営資源である開発の人材はほとんどタッチしません。投資先は基本的には、
弊社が事業提携もしくは資本提携、事業の請負等を行う企業に限られますので本
業とのシナジー効果が得られ、全体としては業績アップに繋がると判断致しました。

ネット企業らしく、他のベンチャーキャピタルが出来ないような新しいやり方で
業界にインパクトを与えていく考えで臨みますので、ぜひご期待ください。
メールマガジンポータルサイト「melma! (メルマ)」開始のお知らせ
2000.04.04 ユーユーネット・インターネットビジネスセミナーにて、弊社社長の堀江貴文が講演を行います。
4月12日(水)午後13:00〜17:00
青山ダイヤモンドホール(表参道)
2000.04.10 弊社社長の堀江のインタビューがakibaTV.comで紹介されています。
2000.04.06 おかげさまで、東証マザーズに株式公開しました。Investor Relations Informationもご覧ください。
2000.04.12 大型新人歌手、平 愛梨(たいらあいり)さんのオフィシャルサイト「- airitaira.com -」を運営開始!
2000.04.23  弊社CFOの宮内亮治が三和銀行主催の
e-ビジネスサポートセンターオープン記念講演会にて
講演を行います。
演題:IPOへの道のり
日時:4月26日(水)19:00〜
会場:三和銀行 e-ビジネスサポートセンター
お問い合わせはこちらまで

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